また痛ましい事故が起きました。受け入れを拒否した7病院や対応した医師に問題があるというよりも、受け入れを拒否する病院が7つも出るという構造自体に問題があるのでしょう。
以前の職場が江東区にあったのですが、五の橋産婦人科は地元では評判の良い産婦人科でした。去年、友人が五の橋で出産したときに面会に行きましたが、きれいで設備が整っていることに驚きました。玄関には、最近五の橋で生まれた赤ちゃんの写真が飾ってあります。ユニットバス完備の個室にはソファもあり、くつろいで面会。友人も快適な入院生活を送っている様子でした。
墨東病院も、江東・墨田・江戸川区エリア住民の多くが休日夜間診療などで世話になったことのある大病院で、悪い評判は特に記憶にありません。帝王切開で出産した人は、墨東に行くケースが多かったです。五の橋も墨東も、地域では信頼されていた病院だったと思います。
むしろ、産科・小児科事情は、私の住む地域(千葉県内のベッドタウン)の方が明らかに悪いです。
産婦人科は、分娩をやめ、婦人科のみとなっている所が年々増えています。地元のママ友達が第2子を妊娠すると、必ず「どこの病院にしたらいいかなあ?」という話になります。第1子と同じ病院を選ぶケースは多くはありません。地元の情報を集めても、「ここの産婦人科がいい!」という病院が存在しないようです。
小児科は、幸い地元の信頼を集めている小児科が1軒あり、近所の人は皆そこに通っています。常に混んでいます。数年前までは先着順に診察だったので、冬など2時間待ちは当然でした。現在は朝5時から電話で番号を取れるようになりましたが、5:30頃電話するとすでに30人目だったりします。
数年前、某私立医大の医療センターができましたが、評判は最悪です。
休日夜間しか使いませんが、長時間待たされた上に検査、検査。挙句、「検査の結果、全て陰性ですし、原因はわかりません。なので、薬は出しません。2~3日様子を見て、熱が下がらない場合は再受診して下さい」という始末。これじゃあ機械に診てもらってるのと同じ。「抗生剤を出してもらえませんか?」と頼んだところ、「原因がわからないのに抗生剤は出しません。何でも抗生剤を出せばいいってものではありませんから」とニベもなく拒否。そりゃ、言ってることはごもっともですが、本音は後で誤診騒ぎがあったら嫌なのでしょう。
ある友人の子供は脚が痛くて歩行困難となり、その某医療センターの夜間外来を受診しましたが、原因不明で片付けられました。翌日、かかりつけである前出の小児科を受診すると、アレルギー性の紫斑病だと判明。「この脚を見りゃ、すぐわかるだろ。本当に○○大はロクな医者がいねえなァ」と、先生も呆れていたそうです。
もっとも、その小児科にはその子のカルテがあり、先生の頭にインプットされていたから、脚の紫斑を見て即座に診断できたのだとは思います。でも、検査データしか根拠にできない診察って何なのでしょう。