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保育園事情

私はH14年12月に出産し、H16年4月に職場復帰しました。子どもが1歳3か月のときです。当時勤めていた会社は、子供が3歳になるまで育児休業取得を認めていたので、年度始めのキリがいいところで復帰したわけです。我が家は夫婦ともに大組織の正社員だったため、保育園の入園許可も難なく貰うことができました。これが非常に恵まれたことだということに初めて気づいたのは、入園してからのことです。

保育園の空き状況は、保育園によっても地域によっても大きな差がありますが、少なくとも「両親揃って正社員じゃないと入園は厳しい」ことは確かです。

ある友人は年度途中に仕事を始めたものの、正社員ではなかったため受け入れてくれる保育園がなく、入園待ちの手続きをした上で民間の託児所に数か月間子供を預け、5月に保育園の空きが出たところで子供を転園させました。別の友人は同様の事情で、地元松戸市の保育園に空きが出るまで、職場がある東日本橋の保育園に子供2人を預けていました。幼児2人を連れて松戸⇔東日本橋間を毎日通勤って…想像を絶します。

保育園の「空き」にもカラクリがあるらしいです。うちの保育園の場合、「公称」の定員は90名ですが、現在在籍児童数約110名。それでも実際にはいくらか余裕があるとか。4月の募集定員は90名だけど、年度途中の転入者を見込んで、120名程度は受け入れる体制があるんだそうです。おそらく5月が最も入園しやすく、それを過ぎると補充用の職員のストックがなくなり、入園が難しくなるようです。

友人は、市役所に相談に行って「正社員じゃないから4月入園は難しいけれど、多分5月には『空き』が出るから、入園待ちの手続きをして待つのが一番いい」とアドバイスされ、5月に入園できました。やっぱり、直接かけあってみるもんです。市役所だって、『あそこの保育園にはまだ余裕があると聞いたぞ。どうして非正社員だからって入園できないんだ?!』と詰め寄られても、規定の条件を満たしていない以上入園許可できませんからね。役人は愛想の悪い人が多い少なくないですが、グッとこらえて根気よく事情を訴えて相談に乗らせ乗ってもらい、うまく「抜け道」を引き出すのが賢明でしょう。

それでも保育料は、やはり高い!私が住む千葉県八千代市の場合、世帯合計所得に応じて保育料が10数段階に分かれています。我が家の所得は最高ランク(?)に該当し、3歳未満クラスのときは月58,400円でした。3歳児クラス(いわゆる年少組)のときは月29,000円、その後(年中・年長組)は月25,000円。これじゃあ母親は、正社員として働き続けて一定の収入を得るか、子供が3歳以上になってから扶養の範囲内でパートタイマーとして働いて細々と収入を得るか、2つに1つしかないです。

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